二宮和也(37)が15日、都内で行われた主演映画「浅田家!」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。二宮は、2日に公開された初週に興行収入ランキング(興行通信調べ)で、クリストファー・ノーラン監督の話題作「TENET テネット」を抜いて1位になったにも関わらず、嵐のメンバー松本潤(37)が「浅田家!」を見ておらず「テネット」を見ていたと明かし、苦笑した。

二宮は、司会の笠井信輔アナウンサーから、嵐のメンバーが「浅田家!」を見ているかと聞かれると「いやぁ~どうなんだろう? 嵐は今、忙しいんですよ。みんなで踊りの練習を一生懸命していている。メッチャ忙しい」と、なかなか映画を見る時間がない状況だと説明。ただ「でも、松本君はね、『テネット』を見たと言っていましたよ」とポロリ。「お願いします、松本さん。お忙しいとは思うんですが」と、松本に対し「浅田家!」の鑑賞をリクエストした。

「浅田家!」は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体に“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに、さまざまなシチュエーションでコスプレした家族写真を世に送り出した写真家・浅田政志氏(41)の写真集「浅田家」を原案とした。また、同氏が東日本大震災の津波で泥だらけになった写真を洗浄して持ち主に返すボランティアに励む人々を、2年にわたって撮影した写真集「アルバムのチカラ」も原案になっている。この2冊の写真集と実話を、中野量太監督(47)が独自の目線でオリジナルストーリーとして作り上げた。

二宮は「みんなが映画館に来てくれるの、ありがたいですよね」と、新型コロナウイルスの感染拡大により制限されていた制限が緩和され、映画館に観客が足を運ぶことが出来る状況になったことを喜んだ。