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林家木久扇『笑点』100年計画で“引き継ぎ”意識 ラーメンにかわる“新商品”開発も? (2021年4月8日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース

 落語家の林家木久扇(83)が8日、東京・新宿高島屋の特設会場で行われた展覧会『笑点放送55周年特別記念展』オープニングセレモニーに来場した。

 日本テレビ系『笑点』が5月に放送開始から55年を迎えることを記念して、同展を開催。大喜利舞台セットの再現、実際に使われた小道具、往年の名シーンなどを展示するほか、木久扇の絵画展もあわせて行われる。

 一足先に同展を見わたした木久扇は「夢のようで、まばたきしていたら55年経っていたような感じでございます(笑)。きょうは初日なので、緊張しまして朝4時半に起きました。また寝て7時に起きました。こんなすばらしい会場ができているとは、びっくりいたしました。このようなご時世ですので、ひそかに宣伝していただけたらなと思っております」とあいさつ。

 自身の絵画展については「落語家になる前に絵を描いていて、画家なんです、バカじゃないんです」と自らのキャラクターを引き合いに出しながら「(コロナ禍で)ほとんど家にいて、寄席も休みのときもありましたので、絵を描いたりしていました。ラーメンじゃない、食べ物の開発も考えて、マル秘なんですけど(笑)、絶対売れるんじゃないかなと。お年寄りは朝仏壇に向かって拝みますよね。お経が書いてある麺、食べていることが信心だということで」と笑わせた。

 『笑点』の今後については「通過地点で100年までやろうって言っているんですけど、それだったら今のメンバーが全員死んじゃう。どういう風に引き継いでいくか。(落語)ファンの人口が減っているんです。この間の寄席も、浅草で8人だったんですが、いつもやっているというのはとても大事で…。『笑点』も引き継いでいくことが大事だと思う。着物着ているおじいさんが並んでおもしろいことを言っているのがおかしいんですよね。どうやって育ってくれるかなと、スタッフと話をしています」と語っていた。

 セレモニーの司会は、日本テレビの滝菜月アナウンサーが担当。同展は、8日から27日まで行われる。

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