俳優の長谷川博己を主演に、戦国武将、明智光秀を新たな視点で描くNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜 BSプレミアム・午後6時~、NHK総合・午後8時~など)。従来とはまったく異なる新しい解釈で戦国時代の英雄たちを描き、大河ドラマとしては初めて光秀(長谷川)を主役とし、美濃から羽ばたいていく光秀の謎めいた前半生に光を当てていく同作の第28話が18日、放送される。
第27話(11日放送)では、次の将軍として織田信長(染谷将太)に担がれた足利義昭(滝藤賢一)が美濃を訪問。義昭はそこで盛大な歓迎を受けた。だが、信長は、戦にまるで興味のない様子の義昭に不安を抱く。そして上洛にあたり、三好勢の兵力と朝廷側の意向を探るため、光秀を京へと向かわせた。
光秀は京の名医、望月東庵(堺正章)の助手を務める駒(門脇麦)を頼り、旅芸人の女座長で、広い人脈を持つ伊呂波太夫(尾野真千子)を訪ねた。事情をよく知る太夫は、三好は堺の豪商、今井宗久(陣内孝則)らとつながっており、その財力が強さになっていると指摘する。
宗久の名前を聞いた駒は、かつて自身が作る万能薬を商売にしないかと持ち掛けてきた商人のことを思い出し、光秀を連れ宗久のもとへと向かった。
駒は薬で商売することの条件として、宗久に三好と手を切るよう提案。三好も京が再び戦火に包まれることは望んでおらず、異国との商いが守られるなら、三好、信長のどちらが勝とうが関係ないと打ち明ける。そして、信長に対し「京に火はかけない」「堺を守る」「上洛の際は鎧兜を着けない」という条件を突きつけ、これを受け入れるなら、三好への金や武器の流れを断つと明言した。
信長はこれを受け入れ、鎧なしでの上洛を決意。その後、信長が上洛を阻む近江の六角承禎を攻めると、六角と三好の軍勢は、散り散りとなり、織田軍が勝利。信長は武装することなく、義昭を奉じて京へと入った。
18日に放送される第28話のサブタイトルは「新しき幕府」だ。
ついに義昭が上洛を果たした。勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃し、光秀も活躍が認められ、将軍奉公衆に取り立てられる。
先の将軍、義輝(向井理)暗殺に関与していた疑いのある松永久秀(吉田鋼太郎)の処分を巡り、織田側と三淵藤英(谷原章介)ら奉公衆の意見が割れるが、義昭は信長の意見に従うという。その代わりに幕府の政務を、代々将軍に仕えてきた政所頭人の摂津晴門(片岡鶴太郎)に任せることを認めてほしいと条件をつける。
光秀と将軍奉公衆の細川藤孝(眞島秀和)は、幕府を腐らせてきた張本人とも言える摂津の再起用に胸騒ぎを覚える。摂津は幕府の存続を第一に考える保守的な人物で、信長とともに上洛した光秀と幕府のありようをめぐって、ことあるごとに対立する。
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