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森川葵&松井玲奈&百田夏菜子が語る「おジャ魔女」おんぷちゃんの魅力 - livedoor

森川葵さん(中央)、松井玲奈さん(右)、百田夏菜子さん(左)。©東映・東映アニメーション

 新しい「魔女っ子」アニメとして90年代生まれから絶大な支持を得ている「おジャ魔女どれみ」。放送開始20周年企画として、新作映画『魔女見習いをさがして』が2020年11月13日(金)に公開されます。

 主演声優を務める森川葵さん、松井玲奈さん、百田夏菜子さんは全員「おジャ魔女」世代!

 子供の頃は「おジャ魔女」を観て育ったと話す3人。「おジャ魔女」屈指の人気キャラクター・瀬川おんぷの魅力や、新作映画の主人公について語ってもらいました。

おんぷちゃんの「不器用な優しさ」がかわいらしい

「おジャ魔女どれみ」に登場する人気キャラ・瀬川おんぷ。魔女見習いだけではなく、アイドルとして芸能活動もしている。© 東映アニメーション

――早速ですが、皆さんの思うおんぷちゃんの魅力を教えてください。「おジャ魔女」の主人公はどれみちゃんでしたが、おんぷちゃんも同じくらい人気でしたよね。

森川 おんぷちゃんはみんなのスター。あのアイドル性が魅力ですね。おんぷちゃん演じる宍戸留美さんの声が大好きです。高くもなければ低くもない、なんて表現したらいいのか分からないけれど、おんぷちゃん独特のあの声が、私にとっての癒しなんですよね。

松井 私は、すごく不器用な子だなと思いました。みんなと仲良くしたいけど、最初は上手くできないんですよね。素直になれないところも可愛いらしいな、と思って観ていました。

 自分が日中は忙しくて全然ハナちゃんのお守りができないからと言って、「夜のお守りは私がしてあげる」って代わってあげる一面も印象に残っています(『おジャ魔女どれみ♯』第4話「どれみはママ失格⁉」)。「自分も昼間はアイドルのお仕事をしてて大変なのに……!」って。そういう、ちょっと不器用な優しさが、魅力だと思います。

 表ではキラキラしているけど、ちゃんと友達思いだし、みんなの力になりたいと考えられるところが、彼女の素敵な部分ですね。

百田 おんぷちゃんは、私がはじめてアイドルという職業を認識したキャラクターかもしれません。「あ、アイドルってこういうお仕事なんだ!」って。その後に、モーニング娘。さんや実在するアイドルも好きになるんですけど(笑)、最初に「アイドル」という存在に衝撃を受けたのはおんぷちゃんだろうなぁと思います。

『魔女見習いをさがして』の主人公3人全員に共感

『魔女見習いをさがして』の主人公・ソラ。© 東映・東映アニメーション

――続いて、映画『魔女見習いをさがして』に関するご質問です。今日アフレコを終わられたということで、お疲れ様でした。

全員 ありがとうございました!

――森川さん演じるソラ、松井さん演じるミレ、百田さん演じるレイカ……ご自身が演じていて似ているなと感じた部分はございますか?

森川 ソラの前に出ていかないところは、自分と似ているなぁと思いましたね。私も子供の頃から、リーダーシップを執るタイプではありませんでした。ソラのセリフを言うときにも、割と後ろの方で言っていたかな。

 あとはミレの、言わなくていいことを言っちゃう一面、私にもあります。「あ〜、ここでミレが言っちゃうの、すごくわかる!」って思いながら見てました(笑)。

松井、百田 あははは(笑)。

森川 「止めなきゃいけない」って思いながらも、「でもミレさんわかるよ〜〜!」って、私自身は思ってましたね。ソラが「ミレさん!」って止めてるシーンでは、「なんで止めるの?」みたいな(笑)。

松井 ミレを演じていて、昔の自分を見ているような感覚になりましたね。私自身、思ったことはハッキリ言いたいタイプです。

 「正論は正論でしょ。正しいことを言ってるんだから、それの何がいけないの?」と思っていた時期もあったんですけど、いろいろな人たちと会ったり、年を重ねていくことによって、必ずしも「正しいことを正しいと思うままに伝えること」が正解ではないって、教えてもらいました。

『魔女見習いをさがして』の主人公・ミレ。© 東映・東映アニメーション

――松井さん演じるミレさんの「大人ってサイコ〜〜!」というセリフ、すごく貫禄があってリアルでした。

森川、百田 (笑)。

松井 私はお酒自体を全然飲まないから、「こんな感じかな?」って思いながら演じてました。

――そうなんですか!? すごくハマっていて、こちらまで飲んだ気になっちゃいました(笑)。

松井 良かったです!

百田 ふふふ♪

――百田さんは、レイカと似ている部分はございますか?

百田 何でもあっけらかんと話すところは割と共感できますね。でも、ダメンズに振り回されるところとかは、ちょっと面白かったかも(笑)。私はアルバイトをしたことがないので、レイカがお好み焼き屋さんでバイトをしるところは「なんかいいな」という風に思いながら演じさせてもらっていました。

『魔女見習いをさがして』の主人公・レイカ。© 東映・東映アニメーション

 私もミレがスカッと言ってくれるときに、「もうホントによく言ってくれた!ありがとうございま〜〜す!!」って思ってましたね。大人の女性ってやっぱりかっこいい。

 あと、ソラも共感できますね。自分の意見を言葉にする時の「よし!」って勇気を振り絞って決心する、ソラの気持ちがすごくわかって、「がんばれ、がんばれ!」って応援してました。

――最後に、『おジャ魔女』ファンたちに、皆さんからひと言メッセージをお願いします。

森川 どれみちゃんたちの、手の形とかってすごく独特じゃないですか? 私自身、あの絵がすごく好きなんです。その要素が今回の映画でも感じられます。

 監督もプロデューサーも作画の方も一緒ですし、いろいろなところに「おジャ魔女どれみ」の要素が詰まっているので、ぜひともそういう部分で「おジャ魔女」を感じていただけけたらと思います。

松井 今回主役のミレ、ソラ、レイカが「おジャ魔女」が大好きな自分たちとそっくりだと思います。子供の頃に魔女見習いごっこをして遊んでいたのも、まるで自分たちがそこにいるかの感覚で……。

 どれみちゃんのことが大好き、という人たちにぜひ、その気持ちを思い出してもらいたいですし、「魔法ってあるんだな」と信じさせてもらえる作品になっています。楽しみにしていてください。

百田 私たち世代の方々って、ちょうど仕事を始めて何年か経って……っていう頃だと思います。仕事をなんとなく掴み始めたり、でも、何かしら問題を抱えていたり。友達の話を聞いていると、「どこの会社もいろいろあるなぁ」と思います(笑)。

 やっていることは違っても、それぞれ20代特有の悩みがあって……この映画でもそれがリアルに描かれていて、「その悩みはあなたひとりだけが抱えているわけじゃないよ。一緒に頑張ろうね!」と寄り添ってくれる。ぜひ観ていただけたら嬉しいです。

『魔女見習いをさがして』は11月13日(金)公開。「おジャ魔女どれみ」のどれみたちが、どのような形で登場するのかに注目したい。© 東映・東映アニメーション

 さらに話題は、主人公・春風どれみの魅力や、3人の好きな「おジャ魔女」のキャラについてヒートアップ。インタビューの続きは11月12日発売の『おジャ魔女どれみ OFFICIAL CHARACTER BOOK どれみ&おんぷ大全』に収録されています。ご購入の上、お楽しみください。

森川 葵(長瀬ソラ役)

もりかわ・あおい 1995年6月17日生まれ。愛知県出身。女優。芸能界デビュー以後、映画・TVドラマの話題作に多数出演。近年は『花戦さ』、『恋と嘘』、『先生!…好きになっていいですか?』(17年)や『OVER DRIVE』(18年)、『映画 賭ケグルイ』(19年)などに出演。2020年は『嘘八百 京町ロワイヤル』(1月)、『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』(10月)に出演。

松井玲奈(吉月ミレ役)

まつい・れな 1991年7月27日生まれ。愛知県出身。女優・作家。NHK朝の連続テレビ小説『エール』にヒロインの姉役として出演中。女優として活躍する一方、小説家としても昨年4月に短編小説集「カモフラージュ」(集英社)を出版。近年の代表作はTVドラマ『海月姫』、『ブラックスキャンダル』(18年)、『まんぷく』(18〜19年)、映画『今日も嫌がらせ弁当』(19年)、村上春樹原作舞台『神の子どもたちはみな踊る』(19年)など。

百田夏菜子(川谷レイカ役)

ももた・かなこ 1994年7月12日生まれ。静岡県出身。女優・歌手。女性アイドルグループ・ももいろクローバー Zのリーダーとして活躍。特に近年は声優としての活躍が目覚ましく、主題歌も担当した映画『ドラゴンボールZ 復活のF』(15年)での声の出演を皮切りに映画『かいけつゾロリ ZZのひみつ』(17年)や映画『クレヨンしんちゃん 爆盛! カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜』(18年)などに次々に出演。昨年は映画『最高の人生の見つけ方』などにも出演。

文=文藝春秋電子書籍編集部

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