門脇麦(28)が15日、都内のユナイテッドシネマ豊洲で行われた映画「あのこは貴族」(岨手由貴子監督、26日公開)公開直前イベントで、石橋静河(26)から撮影現場に両親が来ていたと“暴露”された。

門脇は劇中で、東京に生まれて何不自由なく成長し「結婚=幸せ」と信じて疑わない箱入り娘の榛原華子、石橋は華子の親友のバイオリニスト相楽逸子を演じた。イベントの最中に、互いがどういう人かを聞かれ、石橋はフリップに「門脇さんは『家族想い』」と書き「撮影が1日ロケだった日に、ご両親がいらしていました」と明かした。

門脇は「うちの両親、すぐ来るんですよ。地方ロケとかしていても、来るんですよね。その日も『差し入れにケーキ焼いてきた』みたいに、持ってきてくれました」と照れ笑いを浮かべた。石橋から「その距離感がメチャクチャステキだなと思って。現場に家族が来るって、あまり聞いたことがない。でも、お互い、独立してそこにいる感じがして、きっと良い家族なんだろうなと」と言われると「うれしいです。私は、両親参観感しかない。でも、慣れました」と苦笑いした。そして「前、飛行機で来なきゃ行けないところに、無断でと言うか私に事前に何もなくヤッホーって突撃してきて」と両親が過去、遠くの撮影現場まで見学に来たと明かした。

石橋から「うらやましい。その関係って、すごいなと。スケジュールは、こういう感じだと会話の中で言っているとメモして?」と尋ねられると、門脇は客席を見渡してから「何かね…メモしてるんでしょうね。今日は来たいと言っていたけど…来てないです」言い、笑った。

「あのこは貴族」は、山内マリコ氏による同名小説の映画化作品。この日は富山で猛勉強し、名門大学に合格して上京も、学費が続かず夜の街で働くも中退した時岡美紀を演じた水原希子(30)と美紀の友人平田里英を演じた山下リオ(28)も登壇した。