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初防衛の豊島竜王、昨夜は「対局のことが浮かび…寝付けなかった」 - 読売新聞

 将棋の第33期竜王戦(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)を制し、タイトル初防衛を果たした豊島将之竜王(30)が、一夜明けた7日朝、第5局が行われた神奈川県箱根町のホテル花月園で記者会見に臨んだ。

 豊島竜王は対局後の過ごし方について「温泉に入りました。それからは対局のことが浮かび、午前2時頃まで寝付けなかった」と明かした。師匠の桐山清澄九段(73)から、祝福のメールもあったという。羽生善治九段(50)との七番勝負について「注目されていると、ひしひし感じていて、将棋では集中してゾーンみたいな(没頭した)状態に入ることがあった」と振り返った。

 色紙に「一心不乱」と揮毫きごうした豊島竜王は、「将棋に集中して、しっかりやっていきたいという意味です。他のタイトルを持っている棋士に負けないようにしたい」と語った。

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