大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合・毎週日曜20時~ほか)の最終回が7日に放送され、放送後、公式Twitterに投稿された主演・長谷川博己のメッセージ動画が猛反響を呼んでいる(※ネタバレあり。最終回の内容に触れています)。
本作では、長谷川演じる智将・明智光秀の謎めいた前半生にも光を当て、光秀が斎藤道三(本木雅弘)、足利義昭(滝藤賢一)、信長らに仕え、戦のない平らかな世をつくろうと戦うさまが描かれた。最終回では、信長から将軍・足利義昭を殺せと命じられた光秀が、苦渋の決断として謀反を決起。エモーショナルかつ迫力に満ちた「本能寺の変」が展開し、ラストシーンは思わぬ展開で視聴者を驚かせた。
長谷川は、最終回のラストに「僕は、最後は、明智光秀は生き延びたんだと信じたいです」と自身の解釈を述べ、「こんな今の世の中ですけれども本当に、現実の世界でも麒麟がくるように願って、念を入れるつもりでずっと演じていました。その願いが、きっと届いたと思います」とコメント。
さらに、「もしもこの先が気になるようでしたら是非、皆さまからのコメントをいただきましてなにか番外編で、またお会いできたらうれしいなと思います」と呼びかけ、「このあと、どうやって光秀は江戸幕府をつくったのか? それができたら、僕も幸せです。長い間見ていただきましてありがとうございました」と最終回を見届けた視聴者に感謝の気持ちを述べている。
このメッセージは午後10:00に投稿されると、約1時間で4.5万件の「いいね」、2万件のリツイート、2,300件を超えるリプライが寄せられる反響が。希望を残すラストに、視聴者からは「あの終わり方で救われました」「感動しました」といった感想や「番外編」を切望する声が多数。コロナ禍での長丁場の撮影を終えた長谷川の労をねぎらうコメントも続々寄せられている。(編集部・石井百合子)
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