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TBSにフジが猛攻!綾瀬はるか主演作が満足度1位、2局が上位を独占 - ORICON NEWS

 1月期の最新ドラマ満足度調査ランキング(1月19日〜25日放送を対象)は、1位にTBS系日曜劇場『天国と地獄〜サイコな2人〜』、2位にTBS系金曜ドラマ『俺の家の話』がランクインした。安定人気を誇るTBSだが、その後をフジテレビが猛攻。3位に昨年から2クールで放送中の『監察医 朝顔』、4位に韓国ドラマのリメイク作『知ってるワイフ』が続き、その人気が勢いを増している。

 TBS系『天国と地獄 〜サイコな2人〜』の満足度は、初回が100Pt満点中84Pt。今回調査した2話目で96Ptを急上昇し、初めて首位にランクインした。

 綾瀬はるか演じる刑事と、高橋一生演じるサイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わるSFストーリーで、森下佳子によるオリジナル脚本の物語。森下は、『JIN-仁-』(2009年)や『義母と娘のブルース』(2018年)など、綾瀬はるかとのタッグで数々の作品を手がけたヒットメーカーである。

 入れ替わりストーリーとあって、綾瀬と高橋の演技力が問われる本作。中身がサイコパスの殺人鬼という綾瀬と、中身が真面目で正義感の強い女性刑事という高橋の演技力については大きな反響が寄せられており、「2人とも、役者としての気迫を感じるくらいうまい」「細かなしぐさにも注目してしまう」と大絶賛のコメントが寄せられた。

 2位の『俺の家の話』(TBS系)は、脚本が宮藤官九郎、主演が長瀬智也という同局で11年ぶりのタッグ作。個性的なキャラクターが織りなすホームドラマで、プロレスラー役の長瀬が12キロの増量で挑んだ意欲作だ。初回から90Ptの高数値をつけた。

 視聴者のコメントには、「クドカンと長瀬のコンビ、待ってた!」「本物のレスラーのような体つきで驚いた」などと好印象の声が多数。親の介護をテーマにしたオリジナル脚本についても、「今考えるべきテーマ」「シリアスとコメディのバランスが絶妙」と、物語を楽しむ様子がうかがえた。

 3位と4位はフジテレビ系ドラマで、『監察医 朝顔』が82Pt、『知ってるワイフ』が77Ptを獲得。『知ってるワイフ』は初回45Ptだったが、2話目で73Ptまで上昇し、放送ごとに数値を伸ばしている。夫婦のすれ違いを繊細に描く内容に、多くの女性からの支持を集めている。Twitterでの反響も上々だ。

 これから盛り上がりが期待される冬ドラマ。TOP10内で、日本テレビ系は1作(5位『レッドアイズ 監視捜査班』)とやや苦戦が続いているものの、『ウチの娘は、彼氏が出来ない! !』も含めてオリジナル脚本の物語が多数。今後の物語の展開で数値を伸ばす可能性も大いに期待できる。まだまだ今後の動向に目が離せない。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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